土星

土星占星術講座(松村潔著)技術評論社

土星占星術講座

おススメ占星術本紹介です。

2015年4月記

今日ご紹介する本は
松村潔著『土星占星術講座』

 

 

 

 

土星といえば

占星術ではまず
サターンリターンが有名ですよね。

28、9歳前後や
56歳前後の時期に経験すること。

 

土星は28年くらいの周期で
太陽の周りを回っているので

自分が生まれた時の土星の位置に
経過の土星(現在の土星)が戻ってくるのが
だいたい28、9歳前後の時。

 

サターンリターンの時期は
それまでの自分史を超える時です。

 

親や社会、学校の価値観によって
自分自身を守っていた流れがガラッと変わる人もいます。

私は30代前後に
サターンリターンによる変革を実際に経験しました。

価値観入れ替えが起きて
ガラッと意識が変化する経験をしたタイプです。

 

あなたはどうでしょうか。

 

土星の作用の影響を受けると

自分の人生観を
根底から書き換えるなど

突貫工事になる人もいます。

あなたがこれまで
正しいものだと認識していたことは
外側からの刷り込みでもあったと自覚しだすときです。

自分の判断基準について

あえて時間を設けて
手に取ってみることができる時期でもあります。

初期に与えてもらった判断基準は
当時は大事な物だったのですが

年齢や経験を重ねていくと
時に鎧になってしまいます。

サターンリターンの時期になると
今までの当たり前だった判断基準が
当たり前ではないと気づきます。

 

そして一瞬の間ですが
誰かから無理やり押し付けられたような
嫌な感覚を感じに葛藤します。

 

例えば…
親の教育方針を無意識に吸収していた人が
実は、わたしの魂のこれからの欲求は
親の方針と全く正反対だと知るとか。

学校の先生の教えが
一番正しいと思っていたが

社会に出てみると
もっと違う考え方があったと知り
一瞬、社会や他人に絶望するとか。

 

または、古い価値観には
染まらなくってもいいと知って

とってもすがすがしくなり
いつもならしない冒険の行動を
精一杯思いっきりしてみる!とか。

 

サターンリターンの変革は
種から目が出るような印象や
卵からひよこが出てくるような印象もあります。

1つの枠を超えるような経験をしながら
自分自身の価値観をより意識していくために
扉のようなきっかけとなってくれます。

 

松村潔先生の本に書いてある
先生の説明を一部引用します

 

P6 重要な天体は月、太陽、土星
P7 土星は物語の結末をあらわす

松村潔著 『土星占星術講座』 技術評論社

土星は骨格、物語の結末ということを本で知り
自身のサービスであるまゆこセッションでは
特に意識してお話を聴くようになりました。

土星の影響を意識した経緯としては

松村潔先生のオーディオ講座の中にある
サビアン占星術の使い方シリーズを聴いたことから始まりました。
(3重円よみのオーディオも参考にしました)

 

そして土星占星術講座の本で
さらに学びを深めたという感じです。

 

 

わたしは当時
主に年齢域と進行図を得意科目として
占星術のセッションをしていましたが

 

人生の可能性は無限であることから
その無限さに曖昧さを感じていました。

 

自分次第の人生で
どこまでも発展する(できる)

そんな私たちは
一体どこに向かっていくんだろう。って。

占星術のセッションをする時

自分自身の『今』が
対するお客様との関係性で浮き彫りになります。

その時私は自分の中の曖昧さや迷走状態を
対するお客様に投影してみることが多くなっていきました。

 

できれば何かどっしりした
揺るがない安定感を持ってセッションに臨みたい。

そう思っていた時

 

”土星が人生の落としどころである”

”物語の結末になる土星”というニュアンスの表現を
オーディオ講座などで学び

新しいセッションスタンスを
構築することができました。

土星について学んだことで
私自身も人生の土台が意識され始めていったのです。

Adventure

人生は迷路のようで
結局、最終的にどこにいっちゃうんだろうという
ふわふわした意識で生活していましたが

占星術のホロスコープを
人生のヒントであり、地図とする考えを導入すれば

落としどころを設定することが
可能だという自分的大発見が起きたのでした。

相談される方のお話のストーリーを
土星を意識して聴くスタンスになっていきました。

 

面白いことにセッションで
お話していただくお客様のストーリーでは

土星の落としどころについて
自然にその方の中から語られていることがほとんどでした。

それは過去のストーリーであれ
これからの展望であれ

その方の土星の位置、サインやサビアンの象徴が
お話の中に登場してくるのです。

今回の「土星占星術講座」では
土星のサインと太陽のサインの組み合わせの144通り
見開き1ページずつ書かれてあります。

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私のこの本の使い方は
辞書的な使い方ですが

もっともっと人によって
いろいろな工夫ができると思います。

 

この本の活用の幅を効かせて
人生に、占星術セッション

ほかのことに活かしている方は
ぜひ、教えてくださいね~!!

 

 

この本について語っているまゆこラジオはこちらです!

 

 

インタビューの際に
「土星占星術講座」の本のことをきっかけにお話してくださった

明石市にお住まいの
MANA-MANA真由美さんのお話はこちら!

 

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