あなたは、幸せな矛盾を味わっていますか？

2015年8月9日

強風が吹いて困る人

強風が喜びの人

感情的になって元気になる人

感情を見ること自体を嫌悪する人

雨が降ると髪の毛がうねうねするから嫌気がさす人

雨が降って作物が喜んでいると考える人

物事を始めることに喜びを感じる人

物事を一定のリズムで続けることに喜びを感じる人

人と密なかかわりをすればするほど幸せだと考える人

人との適度な距離感がなくては息苦しくなる人

占星術を知る前の私は

言いたいことを言わない人

感情を悪だと感じている人が嫌いでした。

黙っている人を見ると

この人おかしいんじゃないのか？と

私だけの勝手な判断を下していました。

人は自分の意見を持っていて

それを話すことが当たり前。

それでこそ

生きているものだと認識していたんですね。

わたしは感情をさらけ出す子供でした。

母は、わたしに比べると沈思黙考タイプ。

お互いの好みのスタイルを巡って

いつもバトルになっていました。

冷戦といいますか

わたしの一方的ないいがかり戦争の勃発でもありました。

思えばわたしは

今以上にもっともっと極端な人間でした。

仕事上や家族とかかわる中で

人と会話をしますよね。

私が何か意見を言った時

相手も同じように

自分の意見を持っているはずだ！！

と思っていたのですが

母親に意見を求めるたびに

『よくわかんない、そこまであまり考えたことがない』

と言われることが多かったのです。

そのたびに

わたしは憤慨していました。

なぜ意見を持たないのだ！！と。

今思えば

人は常に意見を持っているものという

自分だけの考えに

相手を当てはめようとしていたのです。

・・・

わたしの中に基準があり

相手も同じ基準を持っているとは限りません。

占星術を知った今では

人にはさまざまなタイプがあることを知りました。

わたしの知らない基準が無数にあり

人それぞれ

好みの判断基準があるということを知りました。

わたしが

ブログで感情をあからさまにしているのを見た人が

自分にはできないことを公の場で率先しているので

とってもすがすがしいという意見を持った人がいるかと思えば

下品な人だと感じる人もいるのです。

まゆこさんのブログで気分を害した。

そう言われたこともあります。

これまでの人生で

自分の価値観だけが

正しいわけではないと少しずつわかってきたのですが

つい数年前でも

”なぜ、この人はこういう態度なんだ！！！！”

そんな怒りの気持ちで

いっぱいになる毎日を送っていました。

怒りがピークに達したあたりの２０１１年秋に

運よく占星術に出会いました。

占星術に出会ったころ

それまでの自分の考えが

ガラガラと崩れるのを感じました。

放心状態になったほどです。

わたしが

まだまだ知らない世界があったのか！

そんな風に思えるようになっていきました。

過去にわたしが根絶したいと思い

相手を悔い改めさせようと思い

否定したかった人たちの生き方は・・・

占星術のホロスコープに

しっかり個性として存在していました。

わたしが正しい！

と主張した判断基準は

世の中の一部でしかなかった。

ああ・・・・

ショックと共に

安堵の気持ちを抱いたことを今でも覚えています。

安堵を感じたのは

それまで他人を受け入れられなかったことや

起きた出来事を許せないでいる自分を感じることが

苦しかったからです。

この世界には

言ってしまえばたくさんの正解があります。

正解という言は適切ではありませんが

いくつもの判断基準、考え方、スタンスがある。

真逆の考え方でも

ホロスコープの円環の中では共存しています。

誰かの考えと誰かの考えが

真っ向から対立するように存在している。

矛盾するような考え方は無数にありますが

この世にはそれらが同時に存在している。

共存しています。

いわば矛盾がある世界で

調和した世界であるともいえるのがこの地球の学びです。

矛盾していても

それらすべてが